2016年9月21日水曜日

『紀尾井論叢』第4号 発刊のお知らせ





 『紀尾井論叢』第4号が発刊されましたので、お知らせいたします。

 Sapientia会は、大学院生の学術交流を目的として2012年に発足しました。昨年は史学専攻のみならず、他専攻から学部生まで幅広い層を交えた研究会を開くことができ、着々と研究会としての土台ができてきたことを編集委員一同実感しております。

 今回発刊しました第4号では、史学専攻の論稿のみを扱わせていただくこととなりましたが、今後も研究会等を通じて、学際的な活動を深めて行きたいと思っております。各方面よりご指摘や評価をいただき、本会および本誌が盛んな議論の場となれれば、本号に携わった編集委員、執筆者一同、この上ない喜びでございます。

 以下、目次を掲載いたします。


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◆目次

【論文 Articles】

酒井駿多 「後漢の羌支配体制の成立と崩壊――護羌校尉を中心に――」
SAKAI Shunta, The Domination of Qiang by the Later-Han Dynasty: Its Establishment and Collapse.

【研究ノート Note】

中村航太郎 「古代陰陽師の「相地」考――その職能と位置づけ――」
NAKAMURA Kotaro, A Study on “Sochi” of Ancient Onmyoji.


【調査報告 Report】

宮原愛佳 「「ルールの父」を訪ねて――企業家フリードリヒ・ハルコルトとヴェストファーレン――」
MIYAHARA Aika, Spurensuche des „Vaters des Ruhrgebiets“:Der Unternehmer Friedrich Harkort und Westfalen.

【Sapientia会活動報告 Proceedings of the Institute】


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 また、後日詳細な日程を告知させていただきますが、12月頃に次回研究会を予定しております。興味のある方はお気軽にご出席下さい。

 研究会の報告者および雑誌の投稿者は、通年で随時募集しております。上智大学に所属する学生ならば、どなたでも門戸を開いておりますので、少しでも興味を抱いて下さった方は、お気軽に下記連絡先までお問い合わせ下さい。

※上智大学Sapientia会や『紀尾井論叢』に関するご質問は、sapientiasophiaXgmail.com(「X」を「@」に置き換え)までご連絡ください。

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