『紀尾井論叢』第5号が発刊されましたので、お知らせいたします。
昨今は、編集委員にも創刊期の事情を知る人間がいなくなると同時に、本誌を取り巻く環境も次第に変わってきたように感じられます。変わりゆく大学事情に対応しつつ、より良い研究発表の場を提供していきたい所存です。
今号には、グローバル・スタディーズ研究科の西島氏より貴重な論稿を賜り、また博士前期課程に入ったばかりの大学院生からも意欲作を投稿いただくなど、様々な層から論稿が集まりました。大学院生数が減少する昨今において、かように熱意ある研究が集まったことは非常に頼もしい限りです。