第8回Sapientia会研究会の開催概要が決定しましたのでご連絡いたします。
本研究会は、上智大学の学生たちによる、分野の枠にとらわれない学際的交流の場の形成を目指しており、所属専攻はもちろん、報告の内容や形式を問わず報告していただけます。研究会や学会での報告を控えての実践的な予行演習として、また卒業論文や修士論文完成に向けての経過報告として、あるいは専門外の方々に興味を持ってもらうための概説的な報告や挑戦的なテーマの発表の機会として利用することもできます。
今回は主に修士論文および博士論文に向けた報告が中心となります。いずれの報告も専門的な内容となっておりますが、非常に興味深いテーマが扱われており、専門外の方々にとって普段は接触しにくい分野に触れる良い機会となると思われます。また学部生、とりわけ進学を考えている学生にとっては、大学院ではどのような研究テーマが扱われているのかを知るのにうってつけの場と言えます。興味のある方は気兼ねなくご参加ください。
以下、研究会の概要です。
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○日時場所:12月19日(土)10:00-12:00/12号館401教室
報告者3名:報告30分質疑応答10分
・スポーツ紙と夕刊紙の社会統合機能の検証
――松実明(新聞学専攻博士後期課程)
・後漢期の羌乱 ―東羌の誕生に関して―
――酒井駿多(史学専攻博士前期課程)
・「四神相応」の変遷 ―古代陰陽師の「相地」考―
――中村航太郎(史学専攻博士前期課程)
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またSapientia会では、雑誌『紀尾井論叢』において研究会などにおける成果を発表しており、こちらへの寄稿希望者も併せて通年募集しております。次号の4号は来年2016年の夏に発刊の予定となっておりますので、投稿および発表を希望されるという方は本会アドレス(sapientiasophiaXgmail.comまで―「X」を「@」に置き換える)までご連絡ください。
上智大学Sapientia会
代表:吉澤直貴(文学研究科史学専攻)