2015年7月17日金曜日

『紀尾井論叢』第3号 発刊のお知らせ




 『紀尾井論叢』第3号が発刊されましたので、お知らせいたします。

 Sapientia会は、大学院生の学術交流を目的として2012年に発足しました。昨年は新たな試みとして、交流の輪を他専攻から学部生にまで広げることができました。その試みの結晶が『紀尾井論叢』という雑誌であり、第3号となった今回は、大学院新聞学専攻から1名、学部生から1名(現・大学院博士前期課程)の論稿をいただきました。少しずつではありますが、創刊の目的に沿って歩みを進められているのではないかと感じます。各方面よりご指摘や評価をいただき、本会および本誌が盛んな議論の場となれれば、本号に携わった編集委員、執筆者一同、この上ない喜びでございます。

 以下、目次を掲載いたします。

2015年7月11日土曜日

第7回Sapientia会研究会開催のお知らせ

 第7回Sapientia会(2015年8月)の詳細が決まりましたので、ご案内申し上げます。


 Sapientiaとはラテン語でSophia=上智を意味します。Sapientia研究会は、上智大学内他専攻大学院生との相互交流を深めると共に、他分野の研究内容やその手法を知ることで、各々が自らの研究を深めることを目的としています。
 また、この研究会を通じてより広範な知識を得るだけではなく、専門外の方々にも自らの研究の意義と内容を理解してもらうための創意工夫と努力を重ねるこ とは、大学院生の研究職への就職難が叫ばれる昨今の状況下、ますます必要 とされるであろう、より多くの人へ自身の研究成果をアピールする術を会得するための貴重な機会となると考えています。
 将来的にこの研究会と上智大学大学院生の総合交流の輪がより大きな広がりとなるよう、他専攻所属大学院生や、学部生の参加もお待ちしております。

  

 以下、第7回会研究会の概要となります。

  今回は、2名の報告者に、修論および卒論に関連したご報告を行っていただきます。普段なじみの薄い分野にも触れられる場となるほか、卒業論文の執筆を予定されている方には、ひとつの指針としてもご参考にしていただけると思います。大学院への進学をご検討されている学部生の皆様には、実際の院生と交流する数少ない機会ともなりますので、専門や学科に関わらず、ぜひお気軽にご参加ください。
 なお、当日は会誌『紀尾井論叢』第3号の頒布も予定しております。こちらも是非ご期待下さい。

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日時:2015年8月7日(金) 14:00~16:00

会場:上智大学12号館203教室


14:00~

イタリアのロマネスク美術と古代遺物

文学研究科史学専攻 桑原真由美



15:00~

後漢末期~三国時代における西方異民族の働きと漢化について

文学部史学科 宮内勇弥





本会は、研究会報告者および雑誌投稿者を通年で募集しております。
次回第8回研究会は2015年冬の開催を予定しております。
研究会や雑誌『紀尾井論叢』に関してのお問い合わせ等は、本ブログトップページまたはsapientiasophiaXgmail.comまで(「X」を「@」に置き換えて)ご連絡ください。